柱にホゾ穴を開ける:その1


さて、ようやく「柱の加工」と言うに相応しい作業に入ります。

これは柱と柱を繋ぐ「ハリ」を繋げる部分。

 

ポストアンドビームという工法だと、柱にハリ用の穴を開け、そこにハリを挿し、2本の柱と1本のハリで「H」の字のような構造を作り、2つの「H」を立て、「軒桁」で2つの「H」を繋ぎ倒れないようにする。というのが基本構造くさい。

日本の工法だと柱がハリや軒桁を貫通するのが基本っぽいのでそこが少し違うと思われる。(違ってたらごめんなさい)

 

 

角材だったら穴を掘るだけでいいんだけど、丸太なので柱側を加工し、平面部分を作る必要があります。

切れ目を入れた部分をノミで切り取ります。

木の繊維を裂く方向にノミを入れるので楽に割れます。

 

その後ノコギリを入れて、

 

平面部分をノミやカンナで仕上げてみた。

 

 

が、なんかイマイチ気に入らない。

 

この加工でハリを繋いだりすると、なんかイメージとしては丸太で組んだ公園の遊具という印象になる気がする。

 

 

なので切り方を変え、さらに大胆に切り取ることに。

まぁ、元々大胆に切るつもりだったんだけど、ちょっと印象を掴みたくて小さい加工からやってみたんですけどね。

 

柱の先端までチェーンソーを入れて、同じようにノミで割る。

 

その後カンナがけ。

柱の先端まで平面になったので、カンナを木の繊維と平行にかけられるようになった。

 

 

右側が繊維と垂直や斜め方向でカンナやノミを使ったところ。

左側が繊維と平行にカンナをかけたところ。

圧倒的に繊維と平行にカンナをかけた方が楽に綺麗になる。

平面部分を大きくすることで得られるこのメリットは大きい。

 

が、雑にかけてると写真のように所々えぐれてしまったりする。

 

 

曲面部分は持っていた曲面用の豆カンナでチマチマ仕上げる。

僕は結構マメな人間なのでこういう作業は嫌いではないのだ。

 

なお豆カンナを使っていたら人差し指にができた。

 

 

平面部分は、丸太の断面に書いた水平の線や、両端の中心点を繋いだ線と同じ角度になるよう何度も確認しながら仕上げる。

平面でないとハリを繋いだ時に隙間ができるし、そもそも垂直にホゾ穴を掘れない事になるので、その穴に挿すハリも曲がってしまう。

 

 

つか丸太断面に書いた水平線に合わせて平面を作るより、この平面を基準に水平線を決めた方が楽だったかもしれない。

次の柱はこの平面を基準に中心点を決めようかとも思ったが、中心点が決まってないうちに丸太の垂直切断は出来ないので手順が少し変わる。

 

故に手順としては

  1. 大まかな水平と垂直を決める。
  2. 底部の切り取りでどれ位消費するか分からないため、先端部分の寸法に余裕をもたせて柱のハリ部分の平面を作る。(この時点ではハリを挿すホゾ穴の位置が未確定なので、平面面積部分を少し小さめにしておき、曲線部分は仕上げないようにしておく?)
  3. 平面部分のわずかな誤差は、平面部分を元に水平の線と垂直の線を改める事で修正。
  4. 丸太底部の切断。(ここでホゾ穴位置確定)(軒桁用のホゾの位置は確定するが、ホゾの長さは軒桁の直径による)
  5. 平面仕上げ&ホゾ穴加工。

 

という感じがいいのかもしれない。

 

ただ散々悩んだ末、柱の中心位置を実際の丸太中心より1cmずらすという事をしたので(柱をより外側に露出するようにして迫力を出したかったとか、室内側にあまり出ると邪魔だよなとかまぁいろいろな理由により)、そこまで気にすると結局似たような事をやる羽目になるので大して変わらん気もする。

 

 

 

最終的にはこんな感じになりました。

 

つづく

丸太柱の底部と、苗の植え付け


植え付け

以前ポットに種を蒔いた、

トウモロコシと

 

枝豆。

 

この2つは成長が早く、そろそろ畑に植える事に。

根っこがもうこんなに。

 

地面に直置きしてたため、根が地面にまで張っていたので、ポットを持ち上げた時に多少根っこが切れたりもしてる。

こういう所できっとプロとの差が出るのだろう。

 

ついでに人参やトマトも植えてしまった。

 

南側の畑はもう満員でござる。

ナス、ピーマン、モロヘイヤはまだ1つも植えてないのに。。

 

 

柱底部

植え付けも終わったので丸太の作業に入る。

 

この間切った柱だが、水平器や、iPhoneのアプリで角度を調べたところ、どうも1.2度程ずれていた。

 

細かなズレは後々ノミやカンナで修正すればいいと思っていたが、

いざノミでやってみると、えらい大変な作業であった。

木の繊維を断ち切る使い方なので、ノミの切れ味低下が半端ない。

 

そして断面の木の繊維がノミに押しつぶされて、バサバサになってしまった(別に底だからバサバサでも問題は無いわけだが)。

 

こりゃ切り直したほうが早そうだ。

 

そういえば仮設小屋を作っている時にも、木工で最も大切なことは“正確な線を引く事”だと悟ったのだが、すっかり忘れて、“別に後々修正すればいいや”という初期の考えに戻ってしまっていた。

HANSEI!

 

切り直し

前回はホースを使い丸太の左右の中心点を水平にしたけど、今回は糸を丸太の端から端に張り、その糸の角度をiPhoneの水平アプリや水平器で調べて水平にした。

iPhoneのセンサーも、百均の水平器も使い方によってはイマイチ信用ならんので色々確認しながらやる。

 

そして前回切った時に途中で思いついた策を講じる事に。

丸太にグルリと張った糸が新たな策。

前回はシャーペンを使いフリーハンドでヨボヨボの線を引いたわけだけど、今回はこの糸を線の代わりにして、何度も納得いくまで切断位置を修正し、最後に糸に沿って線を引く。

 

端から端まで張った糸に差し金を合わせ、丸太に巻いた糸が直角かつ直線になっているか確認したり

 

水平器で糸が垂直になっているか確認したり。

 

なお世の中にはレーザー水平器というレーザーで細くて大きな「+」の字を投影してくれたりする文明の利器が存在する。

それがあれば丸太の横に置いて、レーザーを照射するだけで丸太の切断線が浮かび上がるわけだ。

 

あった方がいいかなぁ?と思って前に買おうか迷ったのだけど、それはそれで色々面倒くさそうだし、あまり文明の利器に頼ってもつまらないしカッコ良く無いので結局買わなかった。

 

作業中ポチりました

 

だって大変なんだもの。

 

 

ただレーザーでやるにしても、レーザー水平器を丸太の中心線に対して直角に配置しなければいけないという面倒くさそうな作業があるわけだが。。

 

そんなこんなで糸に沿って線を引いた。

 

ギコギコ

 

わーい、フリスビーができたよー!

あははは!

 

若干の段差があったので、カンナで断面を削るべし削るべし。

外側から内側へ向かって削る。

外側へ向けて最後まで削ってしまうと、外側がバリッと簡単に割れてしまう。

強く触れると切れそうなこのエッジ。

美しい。。

うーん、マンダム。

 

しかしこのエッジを建築作業の最後まで守りきる自信が無い。

木の角はすぐ割れるんだよね。。

ダンボール巻いてテープぐるぐる巻きにしておこうかな?